話題の社会派ヒューマンコミック「前科者」が岸善幸監督により映画化されます。
原作の漫画コミックが大ヒット、さらにオリジナルドラマも絶賛放送中の本作品。
気になっている方もかなり多いのではないでしょうか。
また、原作の漫画コミックとは異なるストーリーになっているのかという点でもかなり注目が集まっています。
そこで今回は、「【映画】前科者のあらすじネタバレ!原作漫画コミックとの違いは?」と題してお届けしていきたいと思います!
ネタバレ注意!【映画】前科者あらすじ
【映画】前科者は原作・香川まさひとさん、作画・月島冬二さんの漫画コミックの映画化になります。
また、「あゝ荒野」などで数々の映画賞を受賞した岸善幸監督がメガホンを取り、2022年1月28日に全国公開されます。
映画公開に先駆け、WOWOWオリジナルドラマとして映像化もされており、すでに注目が集まっている作品です。
主演を務めるのは、数々のドラマや映画に出演されている実力派女優の有村架純さんです。
岸監督とは「あゝ荒野」でもすでに共演されており、再びタッグを組む作品となっています。
『#前科者 (ぜんかもの)』
今日もどこかで、彼らと向き合い、共に生きる「保護司」がいる。
目をそらさず、手を取り合う人がそこにいる。主演 #有村架純 をはじめ豪華キャスト陣でお届けするヒューマンドラマ。
📺11/20(土)よる10:30 #WOWOW プライムで放送https://t.co/kLh6TqPhR5 pic.twitter.com/JPBiaMdOXI
— WOWOW総合 (@WOWOW_SOGO) November 19, 2021
【映画】前科者あらすじ
それでは映画のあらすじをご紹介します。
犯罪を犯した者や非行のある者の更生および社会復帰を助ける保護司の阿川佳代(有村架純さん)は、日々、様々な「前科者」に寄り添っていました。
仕事にやりがいを感じ始め、3年経った頃、佳代は物静かな工藤誠(森田剛さん)の担当になります。
工藤は職場の同僚を殺めてしまった過去を持っています。
そんな工藤ですが、生活態度は真面目で、順調に更生していました。
佳代は工藤が社会に受け入れられる日は近いと確信していました。
しかし、工藤はある日突然姿を消します。
さらにその直後に起きた事件の容疑者として再び警察に追われる身になります。
捜査が進むにつれて佳代の過去についても深く踏み込んでいきます。
そして、なぜ保護司という仕事を選んだのかという理由も明らかになり・・・
予告動画だけでも感動してしまいますよね。
私は思わず涙してしまいました。
保護司という仕事は国家公務員でありながら、報酬は一切ないボランティアです。
びっくりですよね!!
また、不慣れながらも「前科者」たちと一生懸命向き合い成長していく佳代の姿は見どころの1つです。
現代日本社会に必要な何かを教えてくれているように感じる作品です。
原作漫画コミックとの違いは?
岸監督や原作者・香川まさひとさんのコメントなどを参考に調査していきたいと思います!
監督や原作者のコメントから内容の違いを予想!
映画の公式サイト内で岸監督は次のようにコメントしています。
シニカルで、悲しくて、深い余韻を与えてくれる作品を生み出してきた香川さんの思いを想像しながら、映像化にあたっては、罪を犯す人たちが置かれた”いま”を捉えたいと考えました。
うーん、、、このコメントではちょっとまだ違いがあるのか分かりませんね。
岸監督はドラマ版の方でも監督を務めています。
ドラマ版に引き続き、罪を犯す人の心や生き方を中心に描いていることが分かりますね。
しかし、同じサイト内で主演の有村架純さんのコメントで気になる文章を発見しました!
ドラマ版から数年後の世界が、映画版となっています。2作品とも違う味わいの作品だと思いますので両方ともご覧になっていただけると幸せです。
どうやら映画は、ドラマ版の数年後の世界を描いたストーリーになっているようです!
ドラマ版は話数などは前後したりしていますが、原作漫画コミックの内容をかなり忠実に再現しています。
ですが、原作漫画コミックも連載中ということですので、内容については判断できませんね。
原作漫画コミックとは異なるオリジナルストーリー!!
次に、原作者の香川まさひとさんのコメントを見てみましょう。
映画『前科者』は私がまったく関与してないオリジナルの脚本で、試写で観て演出、脚本、俳優陣、みんな良くて、映画はいいなあと思い、だったら映画の脚本を発注されたつもりで書いてみるかと、漫画原作(作画/月島冬二)新シリーズに鼻息荒く取り組み始めました。 https://t.co/B33kckEd9k
— 香川まさひと (@kagawamasahito) September 15, 2021
なんと、原作漫画コミックとは異なるオリジナルストーリーということが判明しました!!
前科者公式Twitterでも映画のノベライズ本の内容について原作にはないストーリーとコメントしていますね。
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映画『前科者』ノベライズ発売決定❗️📖
\原作には無いオリジナルストーリーが描かれる映画『前科者』のノベライズが発売決定しました✨
発売は来月12月7日となります。
小説で一足先に本作をお楽しみください!詳細はこちらhttps://t.co/BkKuR6XBf3 pic.twitter.com/YJiaEvTCmr
— 『前科者』公式 (@zenkamono_jp) November 12, 2021
調べてみると、阿川佳代を始めとする主要キャラクター達は変わらず出演しているようです。
また、物語の根底である「社会派ヒューマンドラマ」という部分も変わっていません。
ですが、映画オリジナルキャラクターがいるようです!
映画オリジナルキャラクター「工藤誠」とは?
あらすじで登場した工藤誠という人物は原作には登場しないキャラクターです。
工藤誠のエピソードは原作には存在しません。
なので、工藤を取り巻く義父といった人物も原作には登場していません。
では、工藤誠という人物はどんな人物なのか、少し掘り下げていきましょう。
ネタバレを多く含みますのでご注意下さい!
あらすじでも触れたように、佳代が今回担当することになった工藤は物語において重要人物です。
前科者は壮絶な過去を持った人たちが、懸命に前を向いて生きようとする姿を描いています。
工藤も過去に殺人という犯罪を犯し、前科者となりました。
しかし、それは勤務先の先輩から殴る蹴るのいじめを受け、実の母親を馬鹿にされた結果の悲劇でした。
複雑な過去を持つ工藤ですが、根は真面目で大人しい性格です。
更生は順調に進み、もう少しで保護観察期間も終わるという頃、謎の男・実(若葉竜也さん)に出会います。
そして、工藤は佳代の前から突然姿を消し、警察に追われる身になってしまいます。
というように、映画の中で工藤というキャラクターを軸にストーリーが進んでいきます。
そんな工藤を演じるのは映画出演が約6年ぶりとなる森田剛さんです。
予告動画からも分かるように、かなり影のある役をしっかりと演じられてますよね。
Twitter上でも、森田剛さんの演技力がすでに話題になっています。
一つだけ言わせて!工藤誠役・森田剛さんが只事ではない。そこに立ってるだけで工藤の人生の痛みをひりひりする程伝えてくる。丼を持つ手の硬い強張りまで120%前科者の工藤誠だった。クライマックスの彼の顔で涙腺崩壊、マスクの中がビショビショになりました。映画「前科者」は22年1月28日公開です!
— 港岳彦 (@minatotakehiko) November 18, 2021
また、工藤を追う刑事の滝本真司を磯村勇斗さんが演じています。
この滝本という刑事も映画版での追加キャラクターになります!
滝本と佳代の間にも深い関係があるようなので、気になりますね!
まとめ
今回は「【映画】前科者のあらすじネタバレ!原作漫画コミックとの違いは?」と題してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
話をまとめましょう。
・注目の【映画】前科者の原作は漫画コミック!現在オリジナルドラマも放送中!
・映画は原作と異なるオリジナルストーリー!
・物語の根底である「社会派ヒューマンドラマ」という部分は原作やドラマ版から変わっていない。
・保護司の佳代は工藤を救うことが出来るのか大注目!!
本作品は映画関係者からもかなり評価が高い作品となっています。
原作者が言うのもなんですが、試写で観た小学館関係者、みんな良かった良かったと言ってました。私も良かったです。 https://t.co/JieIs7TVkD
— 香川まさひと (@kagawamasahito) October 27, 2021
今まで知らなかった保護司という職業について知るきっかけにもなる作品かと思いますので、ぜひ劇場でご覧になってください!