【保存版】松岡茉優出演の高評価映画ランキングTop5!受賞歴は?

俳優
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演技派女優として様々な役を演じ、大活躍中の松岡茉優さん。

実は長い下積み時代を過ごしていた過去があります。

そんな過去があるからこそ、現在は演技派女優の地位を獲得できたのかもしれませんね!

今回は「【保存版】松岡茉優出演の高評価映画ランキングTop5!受賞歴は?」と題してお伝えしていきます。

松岡茉優出演の高評価映画ランキングTop5!

それでは、松岡茉優さんのおすすめ映画を見ていきましょう。

5位:ちはやふる -下の句-(2016)

まず、紹介するのは「ちはやふる -下の句-」です。

引用元:ちはやふる -下の句-

こちらの映画のジャンルは、かるたに励む高校生の青春模様を描いているので、ドラマです。

末次由紀さんの大人気同名漫画「ちはやふる」が原作で、実写映画の第二弾です。

気になるあらすじを見ていきましょう。

いつもかるたで遊んでいた幼馴染の千早(広瀬すずさん)・太一(野村周平さん)・(新田真剣佑さん)。

しかし、家の事情で新の引っ越しが決まり、はなればなれになってしまいます。

高校生になった千早は、新と再開するために、太一と共に「競技かるた部」を作ります。

紆余曲折しながらも、仲間と協力し全国大会への進出を果し、新に会うことも出来ました。

しかし、新は「もうかるたはしない」と言い、千早はショックを受けます。

全国大会へ向けて練習を励む中で、同級生でありながら最強のクイーンと呼ばれる詩暢(松岡茉優さん)の存在を知ることになります。

千早は、詩暢に勝てば「新とまたかるたができるかもしれない」と考えます。

そして、詩暢勝つことにばかり囚われてしまい、競技かるた部の仲間から距離をとってしまいました。

果たして、全国大会の結果はどうなるのでしょうか?

松岡さんは、本作で最強のクイーンである詩暢を演じています。

予告編でかるたを取る姿を見ていただきたいです!

どのシーンを切り取っても迫力があって、綺麗ですよね!
クイーンとしての威厳と風格を体現出来ているのが流石ですね。
映画撮影前のかるた練習で広瀬さんと勝負したところ、かるたを沢山取られてしまったそうで、下記の様に語っています。
「『下の句』のクランクイン直前、詩暢ちゃん役が出来上がっていくなかで、千早にかるたを取られるというのがすごく屈辱的だった」
引用元:ちはやふる 下の句インタビュー
松岡さんの詩暢に対する思い入れの強さが伝わってきますね。
この屈辱的な経験があったからこそ、予告編映像の様に完璧に詩暢を演じきったのではないでしょうか。
広瀬さんとのかるた対戦シーンは圧巻なので、是非気合を入れて見てください!

他の見所としては、松岡さんが話す詩暢の京都弁です。

関西の方が聞いても、すごくナチュラルで違和感がないそうです。

なんとなく、嫌味っぽいセリフもお上品に聞こえるのでなんだか不思議な感覚でした。
松岡さんの出身は東京都なので、かるただけではなく、京都弁の話し方も沢山勉強したんだろうなと思いました。

皆さん、同じ感想で安心しました。

また、役作りをする際には、演じる人物の「年表」を必ず作っているそうです。

生年月日と血液型を決めないと気持ち悪いみたいです。

どこまでもストイックで、尊敬しちゃいますね!

4位:騙し絵の牙(2021)

続いて、紹介するのは「騙し絵の牙」です。

引用元:映画『騙し絵の牙』公式サイト

本作は塩田武士さんの同名ミステリー小説「騙し絵の牙」が原作で、実写映画化したものです。

映画のジャンルとしては、ミステリーに分類されます。

それでは、あらすじを見てみましょう。

大手出版社「薫風社」のカリスマ社長が急逝してしまい、社内で次期社長を巡って争いが勃発してしまいます。

そんな中、次期社長候補である専務の東松(佐藤浩市さん)が強引に進める改革によって、雑誌は次々と廃刊の危機に陥ってしまいます。

カルチャー雑誌「トリニティ」の編集長速水(大泉洋さん)も、改革に巻き込まれピンチに立たされてしまいます。

しかし、この速水と言う男、とんでもない「牙」を隠し持っていました。

さまざまな陰謀が渦巻く中、新人編集者の高野(松岡茉優さん)を巻き込んだ速水のピンチを乗り越える驚くべき提案とは…

本作で松岡さんは、新人編集者の高野を演じております。
松岡さんはインタビューで下記のように答えています。
「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので・・・毎日、お腹が痛かったです(笑) 『それぞれで1本映画が撮れるのに』っていう人達が集まっている中、同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております。もうそれ位、恐ろしいような、『あれ、ヤクザ映画かな?』っていうような、コワモテがたくさんいるんです(笑)」
引用元:「毎日お腹が痛かったです(笑)」『騙し絵の牙』松岡茉優インタビュー映像が解禁
数々の話題作に出演している松岡さんなので、少し意外でした!
演技派と呼ばれている松岡さんでもきちんと緊張する場面があっていい意味で人間らしいですね。
上記のインタビュー動画、参考までに載せておきます。
また、松岡さんは以下のようにも語っています。
私は、本がなかったらとても生活ができない、と思うくらい本は身近な存在ですし、本屋さんも大好きです。
松岡さんが演じる高野は、純粋に本を愛している人物なので、本が好きな松岡さんははまり役ですね!
演技もすごくナチュラルで、本当に出版社で働いているどこにでもいそうな女性を上手く表現されています。

少しドジなところも新人らしくて可愛らしいですね。

大泉さん演じる速水からの唐突な無茶振りに困惑しながらも応える姿は見ていて微笑ましいですね。

会話のテンポもポンポン進んでいく感じが気持ち良いです。
松岡さんの自然なフレッシュマンを是非見てください。

3位:蜜蜂と遠雷(2016)

続いて、紹介するのは「蜜蜂と遠雷」です。

引用元:蜂蜜と遠雷-映画・映像

本作のジャンルは、若き四人のピアニストの運命を描く青春ドラマです。

恩田陸さんの長編小説「蜜蜂と遠雷」が原作で、実写映画化したものです。

それでは、あらすじを見てみましょう。

三年に一度開催され、若手ピアニストの登竜門として近年高い注目を集める芳ヶ江国際ピアノコンクール。

夢見る四人のピアニストはこのコンクールの予選会場で出会うこととなります。

かつて天才少女と呼ばれていたが、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった亜夜(松岡茉優さん)。

コンクール参加の年齢制限ギリギリ、最後のチャンスに変える一児の父である明石(松坂桃李さん)。

名門音楽院在学中の完璧な実力と感性を併せ持つ優勝大本命、マサル(森崎ウィンさん)

彗星の如く現れた、全てを魅了する演奏とピアノ神からの「推薦状」を持つ謎の少年、(鈴鹿央士さん)。

四人の若者は互いに刺激を受けて成長を遂げていく。

コンクールを勝ち抜き、音楽の神様に愛されるのは一体誰なのでしょうか…

本作で松岡さんは、母の死をきっかけにピアノの舞台から降りたかつて天才少女と呼ばれた亜夜を演じています。
亜夜の演奏を実際に弾いているのは、プロピアニストの河村尚子さん。
松岡さんは、演奏中の身振りやオーケストラとの息の合わせ方完璧に合わせるために、河村さんの演奏の映像を何度も見て勉強したそうです。
勉強をした年は、人類の中で、一番河村さんを見た人だと語っています。
河村さんも、出来上がった映画を見てとても自然に演じられていると述べていました。
ご本人のお墨付きとは…すごいですね!
毎回のことですが、役作りへのこだわりの強さを感じます。
予告編も見てみたいと思います。
数秒間演奏シーン写っていますが、見た感じすごく自然ですね!
また、塵を演じる鈴鹿さんとの「月光」を連弾するシーンは原作者である恩田さんお気に入りのシーンだそうで、下記の様に語っています。
「石川監督は登場人物たちの心情をモノローグを使わず、ビジュアルで見せていらっしゃった。演奏シーンも映画でしかできないことをやってくださっている」
石川監督の演出はもちろん、松岡さん、鈴鹿さんの魅せる演技の賜物ですね。
感情を言葉で表すのは簡単ですが、それを表情や振る舞いだけで表せるは本当にすごいことだと思います。
演じきって松岡さんは、表現力豊かで素晴らしい女優さんです。

2位:万引き家族(2018)

続いて、紹介するのは「万引き家族」です。

引用元:是枝裕和監督 最新作『万引き家族』

本作のジャンルは、万引きをして暮らす家族を描くドラマです。

数々の映画賞を受賞した話題作なので、ご存知の方も多いかと思います。

それでは、あらすじを見てみましょう。

東京下町のボロボロの平屋に、(リリー・フランキーさん)と信代(安藤サクラさん)の夫婦と息子の祥太(城桧吏さん)、治の母の初枝(樹木希林さん)、信代の妹の亜紀(松岡茉優さん)と5人で暮らしています。

治は日雇いで働いていますが、5人で暮らすのは困難なので、初枝の年金を生活費にしています。

年金でも足りない分は、万引きなどの犯罪行為を繰り返して食いつないでいました。

ある寒い冬の日、治と祥太が帰宅する途中の団地のベランダで凍えていた幼い女の子(佐々木みゆさん)と出会います。

見かねた治はゆりと名乗る少女を家に連れ帰り、信代が娘として育てることになります。

そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになってしまいます。

それぞれが抱える暗い秘密や願いが明らかになっていきます…

本作で松岡さんは、信代の妹の亜紀を演じております。
見所は沢山あるのですが、樹木さん演じる初枝との会話中の甘えている雰囲気がすごく微笑ましいです。
本当の祖母と孫のようにみえる、優しい関係ですね。
しかし、実はまさかの関係なので、気になる方は絶対に本編を観てください。

まさにこの方の言う通りです!
また、佐々木さん演じるゆりが髪の毛を切った後の会話シーンも、愛慕の表情がまた素敵です。

にっこにこで可愛いです!

一方、リリーさん演じる治との会話シーンでは、あまりにも冷たい表情で「お金」と答えているので思わずゾクッとしました。
一つの映画の中でも全部違った顔を見せてくれるので、観客は飽きませんね。

1位:勝手にふるえてろ

最後に紹介するのは「勝手にふるえてろ」です。

引用元:勝手にふるえてろ-映画情報・感想・評価・動画配信

本作は、恋愛経験ゼロのオタク女子の恋愛模様を描く恋愛ドラマです。

綿矢りささんによる日本の恋愛小説「勝手にふるえてろ」が原作で、実写映画化したものです。

それでは、あらすじを見てみましょう。

突然の愛の告白を受け、舞い上がる24歳のOLヨシカ(松岡茉優さん)。

しかし彼女は、中学時代の同級生イチ(北村匠海さん)への気持ちを抱えたままだった。

「人生で初めて告られた!」とテンションがMAXにあがるも、好みではない男の(渡辺大知さん)との交際に踏み切れません。

そんなある日、ヨシカは自宅でボヤ騒ぎを起こし、死を意識しました。

やりたいことをやっておかないと人間は死ぬと思ったヨシカは、現在のイチに会うことを決めます。

友達のいないヨシカは、他人になりすまして同窓会を計画します。

ついに再会の日が訪れますが、恋の行方はいかに…

本作で松岡さんは、恋愛経験ゼロのオタク女子のヨシカを演じます。

本作は、松岡さんと周辺の方との会話でストーリーが進んでいきます。

松岡さんのセリフ量は莫大ですね…

それを違和感なく演じることができる松岡さんの努力が見えます。

また、中学時代のボサボサ頭で陰気な感じが凄くリアルに表現できていて、びっくりしました。

同窓会の陰キャラ具合も見ていて辛いです。

何故あんなにも上手に空気を壊す演技ができるのか…

ただただ、演技力の高さに驚きました。
そして、ニとの会話中、終始興味なさそうで、ニの気持ちを考えるとしんどいです。
オタク特有の自分の興味あることだけ饒舌になる感じもリアルでしたね。
予告編の映像からもよくわかりますね。
短い時間でもわかるこの独特の感じ、凄まじい演技力です。
松岡さんは、話しているシーンも魅力たっぷりで素敵なのですが、会話のない時に表情も絶妙です。
イチには、恋している顔をしているのに、ニにはうざそうに顔をしかめていてうまく表現しているなと…
どのシーンを切り取っても松岡さんってすごいなという感想しか出てこなくなりました。

松岡茉優出演の映画受賞歴は?

演技派女優の松岡さんの映画受賞歴も気になる方多いですよね!

順番に見ていきましょう!

  • 2015年 第25回 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 – ニューウェーブアワード 女優部門
  • 2016年 第8回 TAMA映画賞 – 最優秀新進女優賞『ちはやふる -下の句-』『猫なんかよんでもこない。』
  • 2016年 第40回 山路ふみ子映画賞 – 山路ふみ子新人女優賞『ちはやふる -下の句-』『猫なんかよんでもこない。』
  • 2017年 第30回 東京国際映画祭 – 東京ジェムストーン賞『勝手にふるえてろ』
  • 2017年 第27回 日本映画プロフェッショナル大賞 – 主演女優賞『勝手にふるえてろ』
  • 2018年 第10回 TAMA映画賞 – 最優秀女優賞『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』
  • 2018年 第2回 Pen クリエイター・アワード
  • 2018年 第40回 ヨコハマ映画祭 – 助演女優賞『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』
  • 2018年 第42回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞『勝手にふるえてろ』
  • 2018年 第42回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞『万引き家族』
  • 2018年 第61回 ブルーリボン賞 – 助演女優賞『万引き家族』『ちはやふる -結び-』
  • 2018年 第43回 エランドール賞 – 新人賞
  • 2018年 第28回 東京スポーツ映画大賞 – 助演女優賞『万引き家族』
  • 2019年 第32回 日刊スポーツ映画大賞 – 主演女優賞『蜜蜂と遠雷』
  • 2019年 第43回 日本アカデミー賞 – 優秀主演女優賞『蜜蜂と遠雷』
  • 2021年 第45回 日本アカデミー賞 – 優秀主演女優賞『騙し絵の牙』

数多くの賞を受賞していることがわかりますね。

2018年の第42回日本アカデミー賞では、『勝手にふるえてろ』で優秀主演女優賞を受賞していますね。

それだけではなく、『万引き家族』で優秀助演女優賞も受賞しダブルで獲得しております。

演技力が広く認められているので、さすがです!

まとめ

今回は「【保存版】松岡茉優出演の高評価映画ランキングTop5!受賞歴は?」と題してお届けしましたがいかがでしたか?

ランキングをまとめていきます。

5位:かるたクイーンの貫禄!『ちはやふる -下の句-』
4位:熱くフレッシュな新人編集者!『騙し絵の牙』
3位:かつての天才少女ピアニスト!『蜜蜂と遠雷』
2位:衝撃的なキャラ!!『万引き家族』
1位:最優秀主演女優賞受賞作!『勝手にふるえてろ』
1位は、松岡さんの代表作とも言える、「勝手にふるえてろ」を選ばせていただきました。
全ての作品共通して言えることなのですが、役と言うより実在する人物なんじゃないかと錯覚するくらい自然に演じているんですよね。
役作りをする際に欠かさず、演じる人物の「年表」作っているくらい深く演じる役を理解しようとしているからですかね。
そして、受賞歴は以下の様になります。(一部抜粋)
  • 2018年 第42回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞『勝手にふるえてろ
  • 2018年 第42回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞『万引き家族
  • 2019年 第43回 日本アカデミー賞 – 優秀主演女優賞『蜜蜂と遠雷
  • 2021年 第45回 日本アカデミー賞 – 優秀主演女優賞『騙し絵の牙
大人気の松岡茉優さん、今後どのような演技を見せていただけるのかとても楽しみですね!
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