ホテルローヤルのあらすじネタバレ!ラストシーンは原作と違う?

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直木賞を受賞した累計95万部を超える桜木紫乃さんの自伝的小説が原作の「ホテルローヤル」が11月13日に上映されます。

桜木さんの実家のラブホテルを舞台にした作品で、あの「全裸監督」の武正晴さんが監督をされます。

AV業界の裏側を全裸監督で撮った武正晴監督が、今度はラブホテルの男女を撮る訳ですから楽しみで仕方ないですね。

 

いったいどのような作品になるのでしょうか?

そこで今回は「ホテルローヤルのあらすじネタバレ!ラストシーンは原作と違う?」と題してまとめていきたいと思います。

ホテルローヤルのあらすじネタバレ

ホテルローヤルはどのような内容なのでしょうか?

公式サイトに下記のように記載がありました。

北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル。雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルを手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業、宮川への恋心を秘めつつ黙々と仕事をこなす日々。甲斐性のない父、大吉に代わり半ば諦めるように継いだホテルには、「非日常」を求めて様々な人が訪れる。投稿ヌード写真の撮影をするカップル、子育てと親の介護に追われる夫婦、行き場を失った女子高生と妻に裏切られた高校教師。そんな中、一室で心中事件が起こり、ホテルはマスコミの標的に。さらに大吉が病に倒れ、雅代はホテルと、そして「自分の人生」に初めて向き合っていく・・・。

引用元:ホテルローヤル 公式サイト

また、予告編がTwitterに上げられていました。

登場人物が様々な闇を抱えてそうなのがたまらないですね。

 

原作との違い

ホテルローヤルは原作との違いはあるのでしょうか。

原作の内容と映画版の変更点を調査していきます。

七編の連作の原作はどれも気になる内容!

原作の内容はどのようなものなのでしょうか

ホテルローヤルの原作は七編の連作でした。

〇シャッターチャンス
カメラマンを夢見る男性とその同級生が、廃墟と化しているホテルローヤルでヌードモデルの撮影をする…

〇本日開店
僧侶と結婚した元看護師助手が、壇家と呼ばれる寺の支援をしている家の男性に体を売っていて…

〇えっち屋
ホテルローヤルの営業最終日、オーナーの娘である雅代がアダルト玩具の在庫を引き取りにきた営業マンの男性を誘うが…

〇バブルバス
「本日開店」に出てきた僧侶がうっかりして訪問しなかったお宅の夫婦、たまたま浮いた5000円でホテルに行こうとする…

〇せんせぇ
妻に裏切られ絶望する数学教師が、まりあという親に捨てられた高校生に話しかけられ…

〇星を見ていた
ホテルローヤルの清掃員の一人、音信不通だった次男から3万円が届き…

〇ギフト
看板屋を営む男性が、ラブホテルを建ててひと山あてようと考える…

ざっくり内容を見ただけでも、読んでみたいってなりますね!

変更点は原作者のお墨付き!?

映画版ではラブホテルの一室を舞台に一つの作品にまとめて、「えっち屋」に出ている雅代を主人公に置いているようです。

他にはどのような違いがあるのでしょうか。

9月25日に開かれたトークイベントで、原作の桜木さんが語っていました。

桜木さんが「最高に身につまされた」と語ったのが、正名僕蔵さんと内田慈さん演じる夫婦がホテルを訪れたシーン。父親の墓参りを僧侶にすっぽかされた2人が、楽ではない暮らしの中で、お布施の5,000円を使っていっとき日常を忘れる場面です。

原作では、夫婦の情と哀感が漂う一編として描かれていますが、映像ではユーモアを交えて描かれていて、桜木さんは「(私の小説が)原作とはいいながらも、ほろりとさせる、別の作品になっている」と述べています。

引用元:WEBメディア「ほんのひきだし」

「バブルバス」の話ですね。

哀感漂うシーンにユーモアを交えるとは、どのようなシーンになっているんでしょうか?!

気になりますね!

他にも桜木さんは下記のようにも語っていました。

イベントの最後には、桜木さんから次のようなメッセージが。「私が原作では書かなかったことが映画では描かれていて、無意識のうちに待っていた言葉や、待っていたシーンがきっとあると思います。それくらい生活する人に寄った、温かく包み込んでくれる映画になっています。

それは小説ではしなかったし、私の筆ではできなかったことなので、映画と小説を両方楽しんでいただければ。一歩踏み出したい方の背中を押してくれる映画になっていますので、前に進みたい方、前向きに逃げたい方に届けたいなと思っています」

引用元:WEBメディア「ほんのひきだし」

映画の方では原作で書かれていない何かが加筆されているみたいですね。

原作の作者さんも待っていたような加筆、どのようになっているか早く知りたいです!

ラストシーンは原作小説と映画は違う?

ラストシーンは原作と異なるのでしょうか?

監督の会見内容などから調査していきます。

監督がラストについて言及!?

武監督が会見で下記のように語っていました。

「2人の長い芝居はこの作品のキモですが、波瑠さん、松山さんにお願いできてよかったなと思いました。やはり、さすがだなと。波瑠さんは前半戦から抑えて小さく積み重ねてきたお芝居を、ああいうところでパシッと出す。あとは最後の表情ですね。小説の妙というかネタバレの部分のリアクションを含め、雅代自身のものだった」(武監督)

引用元:東スポWEB

最後は雅代のシーンで終わるように書いてありました。

波瑠さん演じる雅代と松山ケンイチさん演じる宮川は原作三編目の「えっち屋」に出てくる二人です。

この二人が最後に関わってくるとなると、原作最後の作品「ギフト」で終わるようでは無いみたいですね。

公式サイトにもラストシーンのヒントが?

また、公式サイトにもラストに関わるかもしれない記載がありました。

桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化した

引用元:ホテルローヤル 公式サイト

原作と違い、それぞれの作品が交錯して映像化されているようです。

これらを見ると、映画では原作と違うラストシーンになりそうですね。

まとめ

今回は「ホテルローヤルのあらすじネタバレ!ラストシーンは原作と違う?」というタイトルでまとめさせていただきました。

・ホテルローヤルはラブホテルを舞台とした人間模様を描く

・原作には書かれていなかった部分がある

・ラストシーンは原作と異なる可能性大

映画と小説、それぞれ違う良さが詰まってそうですね。

細かい原作との違いは、映画館に実際に見にいって確認して来ようと思います!

 

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