『君の膵臓が食べたい』の住野よるが手がけた、青春サスペンス映画『青くて痛くて脆い』が2020年8月28日(金)に全国ロードショーで公開されます!
今回は「青くて痛くて脆いの映画あらすじネタバレ!原作の口コミや評判感想!」と題し、映画の内容やみんなの期待度を紹介します!
青くて痛くて脆いの映画あらすじは?ネタバレ情報!
タイトルからは、人に関する感情なのか人間関係に関するのかイメージが掴みづらいですね。
そんな方に、実際のストーリーや作品の雰囲気はどのようなものなのか紹介していきます!
どんな映画?あらすじは?
まずは解禁されている予告映像をチェックしましょう!
本作は、人付き合いが苦手な田端楓(吉沢亮)と未来を夢見る秋好寿乃(杉咲花)がつくり上げたモアイという組織から始まる物語です。
予告映像からは3つの情報が判明しました!
・二人の孤独な男女が”モアイ”という小さなセカイをつくった
・楓は寿乃を奪ったモアイへの復讐を始める
・モアイの交流会からスキャンダルを探そうとする
二人がつくり上げたモアイは変わり果て、秋好は死んだと表現されています。
復讐のためにどのようなモアイのゴシップを探し出すのか、秋好の「気持ちわる」とは誰に対してなのでしょうか?
気になるポイントがたくさんありますね!
あらすじ紹介!自分がつくったセカイを壊す物話
ここからは公式サイトが公開しているあらすじを紹介していきます!
【あらすじ紹介】
モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての“大切な居場所”となっていた。
しかし秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。
秋好の存在亡き後、モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルに成り下がってしまう。
変わり果てた世界。
楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる−− 。
引用元:公式サイト
社会人との人脈づくりや就活サークルはとても現実的な設定で、創設者の意思とは違う場所になってしまったら壊したくなる気持ちもわかります。
大切な人との特別な居場所がある人には共感できる内容ではないでしょうか。
原作からネタバレ情報を紹介!
映画化の影響なのか、『青くて痛くて脆い』の文庫本が発売されています。
※以下はネタバレが含まれています。
ここでは原作を参考に物語のキーポイントを紹介します!
- スキャンダルをつかんでモアイを崩壊に近づけられた
- 寿乃は死んだ=かつてヒーローだった寿乃がいなくなった
- 楓がモアイを壊したかったのは寿乃をみんなに囲まれて寂しかったから
モアイを崩壊に追い込んで目標を達成した楓は満足せず、寿乃と二人で過ごした小さなモアイのセカイを取り戻したかったことに気づきます。
モアイの崩壊をきっかけに楓と寿乃は互いが思っていたことをぶつけ合い、仲たがいして卒業してしまいます。
数年後、OBとして楓は大切な人を傷つけてしまった後悔を交流会で話します。
そこには寿乃もいて、楓は拒絶されてもいいと寿乃ともう一度向き合って、ちゃんと傷つくことを決意します。
その後は仲直りしたのか、拒絶されたのはわかりませんが、後悔を残さないように踏み出した楓は人間として成長したのではないでしょうか。
青くて痛くて脆いの原作口コミや評判はどう?
ここからは原作の評判と映画の期待度を紹介します!
『君の膵臓が食べたい』のような住野よるブームは巻き起こるのでしょうか!?
原作の口コミや評判は上々!
原作の評価は非常に高いようです!
住野よるの『君の膵臓を食べたい』の世界観を打破する意図が、見事に読者に届いています。
読者の方は人を傷つける痛みがよくわかる作品で、他人に対する考え方が変わった人も多いです。
その一方で解釈が難しいという感想もあり、複雑な心情変化の内容が苦手な方は映画から観ることで解釈しやすくなるかもしれません。
映画化の期待度は高いが不安要素もあり
映画化の期待度の9割は作品と出演者を楽しみにしているようです。
しかし、前作の『君の膵臓を食べたい』の実写化から、原作との違いを受け入れきれない人もいます。
小説を実写化するのは出演者やロケ地、監督や音楽によって作品の雰囲気は変化するものです。
原作が好きだからこその反応だと思いますが、映画を新しい作品として観ることをおすすめします!
まとめ
今回は「青くて痛くて脆いの映画あらすじネタバレ!原作の口コミや評判感想!」と題して紹介しました!
- 大切な人と居場所を奪われた少年の復讐劇
- 寿乃は死んでいなかった!
- 原作も映画も評判は上々!ただ原作と違う構成にならないか心配の声も
本作のポイントは、他人を傷つけてしまうことは自分を傷つけていることに気づき、人との関わり方を考えさせられるところです。
本作は他人を傷つけて自分も傷ついたことがある人には深く突き刺さる作品なので、ぜひ映画を観てみてください!
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