菅田将暉が高評価の映画ランキングTop7!ブレイクは何?

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ドラマ「ミステリと言う勿れ」の主演でも話題だった菅田将暉さん!

2021年末のご結婚や、ラジオ、音楽活動など、話題が絶えることがありません。

多方面の活躍の中、もちろん俳優としても大人気で、年に何本もの映画に出演されています。

今回は「菅田将暉が高評価の映画ランキングTop7!ブレイクは何?」と題して紹介していきます。

菅田将暉が高評価の映画ランキングTop7!

それでは、紹介していきます。

第7位「ディストラクション・ベイビーズ」(2016年)

第7位は「ディストラクション・ベイビーズ」です。

若者の破天荒な狂気、欲望、暴力を描いた青春群像映画です。

本作の音楽は、ナンバーガールの向井秀徳さんが担当しています。

映画タイトルも、ナンバーガールの楽曲「DESTRUCTION BABY」からとられました。

菅田さんは、主人公・芦原の暴力性に憧れる高校生、北原裕也を演じています。

 

本作は、後に、ご結婚される菅田さんと小松菜奈さんの初共演映画です。

小松さんは、主人公たちに巻き込まれるキャバ嬢・那奈を演じています。

お二人の出会いの作品ですが、内容はラブストーリーとは程遠いものになっています。

北原が那奈を恫喝し暴行したり、那奈が瀕死の北原を蹴り飛ばしたり、かなり過激です。

 

菅田さんは、少し猫背な姿勢で、高校生らしい弱々しさを見事に演じています。

少し幼く見えるような純粋さと、若さゆえの邪悪さを感じられる表情が、みどころです。

第6位「溺れるナイフ」(2016年)

第6位は「溺れるナイフ」です。

ジョージ朝倉さん原作の10代の恋と成長を描いた漫画の実写化作品です。

菅田さんと小松さんのW主演映画となっています。

小松さんは、田舎に引っ越してきたティーンモデルの望月 夏芽を演じています。

菅田さんは、夏芽の引っ越し先の田舎の神主一族の跡取り息子・長谷川 航一朗を演じています。

まずは、なんと言っても菅田さんの金髪姿が目を惹きますよね。

自由で不思議な魅力を持つという役柄に、とても合っています。

祭りのシーンでの真剣な表情には、神々しさが感じられます。

 

この映画の見どころは、なんといっても、菅田さんと小松さんのキスシーンです。

夏芽がジュースを飲み、こぼれた口元を舐めるところから始まるキスシーンは必見です。

他にも水中でのシーンも、とても綺麗な映像で、ぜひ見て頂きたいです。

そして、夏芽の顔に唾を吐くという少し特殊なキスシーンもあります。

 

当時から、小松さんを好きだったという菅田さんの本気を感じられる作品です。

第5位「帝一の國」(2017年)

第5位は「帝一の國」です。

古屋兎丸さん原作の学園政治ギャグ漫画の実写化作品です。

ギャグ漫画原作ということもあり、コメディ要素の強い映画作品です。

菅田さんは、主人公の赤場 帝一を演じています。

 

帝一は総理大臣になるために、超名門校の生徒会長を目指し学園内で政争をしていきます。

設定からしてぶっ飛んでいますが、原作のギャグ漫画の雰囲気を見事に実写化した作品です。

 

一歩間違えると、わざとらしく寒い映画になりそうですが、そこは流石、菅田将暉さん。

キャラクターになりきった演技で、見事に映画をまとめています。

力の入りかたが凄まじく、耳まで真っ赤にしての演技です。

過剰な力の入りようが、物語のバカらしさに説得力を与えています。

上裸で和太鼓を叩くシーンなど、コミカルながら目を離せない演技が盛り沢山です。

第4位「キャラクター」(2021年)

第4位は「キャラクター」です。

殺人鬼とそれを描く漫画家のサスペンス映画です。

「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseさんの出演でも話題となった作品ですね。

菅田さんは、主人公の漫画家の山城圭吾を演じています。

あらすじを紹介します。

売れない漫画家である山城圭吾は、ある日、殺人事件現場と犯人を目撃します。
山城は、自分が見た犯人をモデルにサスペンス漫画「34」を描き、漫画は大ヒットします。
しかし、捕まった殺人犯は、山城が目撃した人物と別人でした。
そんな中、漫画で描かれた殺人を模した第2の事件が起こり、、という展開です。

本作は、ストーリー展開やFukaseさんの演技など、見どころが詰まっています。

とにかく面白いサスペンス作品が見たい!というときに、おすすめです。

 

本作の菅田さんのボサボサの髪型と髭は、まさに漫画家といった風体です。

殺人鬼と出会って得たインスピレーションを爆発させていく姿が、アーティスティックです。

第3位「火花」(2017年)

第3位は「火花」です。

ピース又吉さんの芥川賞受賞作で話題になった小説の実写化作品です。

芸人がテーマですが、コメディやサクセスストーリーではありません。

売れない芸人の先輩後輩間の師弟関係を描いた切ない青春映画です。

 

本作は、菅田さんと桐谷健太さんのW主演作品になります。

菅田さんは、桐谷さん演じる先輩芸人・神谷に惚れ込む後輩芸人・徳永を演じています。

菅田さんは、お笑い芸人に対して大きなリスペクトがあるそうです。

漫才シーンの動画があるので、こちらをご覧ください。

芸人愛のある菅田さんの演技には、本当に若手芸人なのではないかと錯覚させられます。

 

他の映画でもそうですが、菅田さんは「青臭さ」を魅せるのがとても上手です。

ひたむきさや夢を追う本当に楽しそうな表情と、涙の演技がみどころです。

第2位「糸」(2020年)

第2位は「」です。

中島みゆきさんの名曲「糸」から着想を得て作られた作品です。

結婚式で使われることも多い、いつ聞いても泣けてしまう名曲ですね。

菅田さんと小松菜奈さんのW主演で、菅田さんは高橋漣を、小松さんは園田葵を演じています。

平成元年生まれという設定の2人の出会いと別れの繰り返しが描かれています。

中島みゆきさんの「糸」は92年にリリースされ、00年代・10年代に再ブレイクしました。

まさに平成という時代を俯瞰するのに、ぴったりのテーマ曲となっています。

 

あらすじを紹介します。

高橋漣と園田葵は、13歳の時に出会い恋をします。
しかし葵は家庭の事情により、引っ越してしまいました。
葵が虐待を受けていることを知った漣は、2人での逃避行を決行します。
しかし、翌朝には警察に保護され引き離されてしまいました。8年後、友人の結婚式で2人は再会しますが、葵には交際相手がいました。
その後、漣は、職場のチーズ工房の先輩と付き合い結婚しました。
そして、消息不明だった葵の母親を探す中で、2人は偶然に再会します。その後、葵は、交際相手の事業失敗と失踪を経験したのち、シンガポールで起業します。
漣は、娘の誕生と奥さんの死、そして、チーズ職人としての成功を経験します。
まったく別の人生を歩んでいた漣と葵でしたが、平成最後の日に、、、という展開です。

節目での2人の再会はありますが、2人それぞれの物語が、なかなか交わらない展開です。

「人がめぐり逢う」ということの奇跡を感じられる設定のストーリーになっています。

 

本作の菅田さんは、ここまでの紹介作と比べると、だいぶ「普通の人」です。

子供がいる父親役というのが、菅田さんのキャリアでは新鮮な役どころですね。

漫画原作キャラクターや過激な設定の無い、素朴な菅田さんが見られます。

味付けの濃い設定なくとも、魅せることが出来るという菅田さんの実力を感じられる作品です。

 

また、この作品をきっかけに、小松菜奈さんとの交際がスタートしたようです。

菅田さん、小松さんの結婚のきっかけになった作品であることも注目ポイントです。

第1位「花束みたいな恋をした」(2021年)

第1位は「花束みたいな恋をした」です。

出会いから5年間の恋愛と別れを描く物語です。

脚本は「東京ラブストーリー」や「カルテット」で知られる坂元裕二さんです。

本作は、菅田さんと有村架純さんのW主演作です。

菅田さんは山音麦を、有村さんは八谷絹を演じています。

 

大学生時代に出会い、フリーター生活、同棲、就職を経て、別れる、という話です。

モラトリアムの終わりと共に、2人の関係は別れへと向かっていきます。

その別れが、とても切なく感じられるのも、幸せな時間がしっかりと描かれているからです。

菅田さんと有村さんの2人の間で流れる空気感が、とても素敵な映画です。

有村「大切だったのは、芝居の場でどうこうするというよりも、それ以外の部分で、どこまで時間を共有できるかということ。ほぼ毎日、朝から夜までずっと一緒にいたんですが、約1カ月半という撮影期間で、5年分の光景を演じなければなりません。だからこそ、互いに歩み寄っていった部分はあると思います」

引用元:映画.com

細かい演技、というよりも、俳優同士の距離感から演技が作られているのが魅力です。

温かいながらもとてもせつない最高の恋愛映画となっています。

ブレイクは何?

菅田将暉さんのブレイクのきっかけとなった映画を紹介します。

「共喰い」(2013年)

菅田さんのブレイクのきっかけになった映画は「共喰い」です。

原作は、田中慎弥さんの芥川賞受賞作の小説です。

性暴力癖がある父親の息子であることを憂う主人公の、血と性愛を描く作品です。

菅田さんは、主人公の高校生・遠馬を演じています。

純文学作品が原作なだけあり、少し重々しい物語となっています。

 

本作での菅田さんは、とても影のある役どころです。

性や暴力といった人間の内面を描くテーマは、かなり難解なものです。

若かりし菅田さんが、姿勢などの佇まいで深い演技をされていることに驚かされます。

若手俳優ながらも演技の才能に溢れていたことを実感できる良作です。

また映画では、小説とは違うラストシーンで描かれているのも注目です。

 

今回は、菅田さんのブレイク作品を「共喰い」としました。

しかし、菅田さんは、最初期に仮面ライダー作品への出演経験もあります。

「共喰い」以前にも映画出演作があり、ブレイク作を定めるのに悩みました。

日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したということで「共喰い」を取り上げました。

まとめ

菅田将暉が高評価の映画ランキングTop7!ブレイクは何?」と題して紹介しました。

まとめましょう。

  • 第3位売れない芸人の青春映画「火花
  • 第2位は小松菜奈さんとの共演作「
  • 第1位は空気感で圧倒の恋愛映画「花束みたいな恋をした
  • ブレイク作は芥川賞原作「共喰い

菅田さんは、映画の出演本数が本当に多く、紹介する作品を絞るのも大変でした。

今回紹介できなかった映画でも、「アルキメデスの大戦」や「あゝ、荒野」などもおすすめです。

ですが、一番のおすすめは、やはり「花束みたいな恋をした」ですね。

見る人によって感想が変わる映画なので、評判よりも、まず見てみることをお勧めします。

 

菅田さんは、役の幅がとても広いので、きっとお気に入りの一本が見つかると思いますよ。

 

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