2020年8月21日、日本の映画界をけん引する有名な映画監督が参画し、新しい組織が立ち上げられました。
その組織の名前は映画実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」です。
今回は「シネマラボとは?参加監督詳細!一作品目は?俳優やファンの反応は?」と題してどんな組織なのか、また公開が予定されている映画の先取り情報をお届けしたいと思います。
シネマラボとは?参加監督詳細!一作品目は?
Cinema Lab(シネマラボ)はどんなことをする組織化といいますと、「映画の実験」であることが公表されました。
シネマラボは監督絶対主義の映画の実験!!
シネマラボから生み出される映画、作られるときの条件は「制作予算が限られている」ということのみで、あとは監督次第でどんな映画でも作成することができます。
映画監督が自分自身から発進して企画から脚本、そして役者のキャスティングや、どこで撮影するかの場所探し、撮影時の俳優への演出と幅広く自分の裁量で行うことができ、監督による「絶対主義」で監督の意向が追及された映画が作成されます。
つまり監督の内に秘められている「熱量」や「情熱」が余すことなく込められて、これまでにない映画が世に生み出される、ということになります。
普通なら担当者ごと/専門分野ごとに仕事が分かれるところ、クリエイティブな領域は全て監督に一任されることになります。
つまり、これから作られるシネマラボの作品は、映画界への挑戦をあるときは表し、前衛的な要素を持ち合わせ、斬新さを持ち合わせる実験的な意味も込められた作品が多くなることが予想されます。
先ほども書きましたが、シネマラボには十分な予算や映画を宣伝できる多くの予算はありません。
けれども、そういった制約があればこそ、制限がないときには思いつかなかった「新しい発想」と「だからこそ生み出される映画」がある言えます。
そのようなあなたの心を揺さぶる生涯の思い出の1本に出合うことができるかもしれません。
参加監督は日本を代表する監督が名を連ねる!!
シネマラボにはそうそうたる監督が参加されています。
「踊る大捜査線」を手掛けた本広克行さん、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を作成された押井守さん、「星空のむこうの国」を監督された小中和哉さん、「カメラを止めるな!」で一躍注目を集めた上田慎一郎さんと、誰しも知っている作品を生み出してこられたメンバーで構成されています。
そんなシネマラボの活動の一本目として、本広さんが監督となり目覚ましい活躍を見せている女優・小川紗良さんが主演となった「ビューティフルドリーマー」が、11月6日に公開されることが決まりました。
一作品目となるビューティフルドリーマーの見どころは?
シネマラボ初の映画となる「ビューティフルドリーマー」ですが、本広さんが約2年半ぶりにメガホンととった実写映画となります。
近年の演出を振り返りますと舞台演出に精力的に取り組まれてきた本広さんですが、例えば瑛太さんが主演になった2005年公開の「サマータイムマシン・ブルース」や、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が主演を担って話題になった「幕が上がる」で明らかなように、青春映画といえば本広さんと言わしめた監督です。
「ビューティフルドリーマー」は、押井さんが原案を出されて「夢見る人」というタイトルで書き下ろされたという話もあり、本広さんと力強いタッグによって生み出された映画です。
本広さんがシネマラボに参加された理由を「興行的目線では難しいところがあるかもしれませんが、次世代のために挑戦したい」(要約)と語っていらっしゃいました。
コメントからも、新しい取り組みへの熱意が伝わってきます。
シネマラボに俳優やファンの反応は?
シネマラボが発表されてから、映画に出演される俳優さんや、また映画ファンのみなさんから暖かな声が聞こえてきています。
出演者のみなさんの反応は?
「ビューティフルドリーマー」の主演を務める小川さんですが、大学在学中は映画作成のサークルに入っていたとのことで、今回の撮影の中で懐かしさを感じていたようです。
当時を振り返られて、サークル内では色々な面白い事件が起きていたことも語られていました。
データがなくなったり、予算が尽きてしまったり、機材が壊れてしまったり、大したことではない内容で喧嘩したり、恋愛関係がもつれたりと悩みをもちつつ活動されていたようです。
また新型コロナウイルスに関連して、これまで通り活動できなくなってしまったことから、あの頃の日々が懐かしく思えたりもしたとのことです。
そして2020年に公開されるこの映画が、同じような感覚をもっているみなさんに思いがけない『癒し』になるかもしれないとその魅力を語っていました。
また同じく映画に出演される藤谷理子さんは他にはない不思議な映画であるとコメントされています。
観る人によって、どんな映画だったか印象が変わるのでは?と語られていて、ますます気になる映画です。
映画ファンの反応は?
シネマラボが発表されたから、日々映画ファンからの注目を集めていて、これからの活動に期待の声が高まってきています。
未完成映画予告大賞とか、新しく企画されたシネマラボとか、映画愛に溢れまくってるじゃんもうわたしにできることは映画を観ることしかないわけよ
— り ょ う (@mthk12_2) October 10, 2020
だから映研以外の役者さんの演技が臭みやらエグみやらを感じてその辺りが本広克行監督がシネマラボでしか出来ない事やっててとニヤニヤしちゃいました。自然な演技の映研のみなさんの演技は見る側も何度も見て煮詰めないとたぶん100%楽しめない。だからこそ何度も観たい映画と感じました。
— パワフルFOX (@kgfox15) October 5, 2020
まとめ
ここまで「シネマラボとは?参加監督詳細!一作品目は?俳優やファンの反応は?」と題して紹介してまいりました。
・踊る大捜査線の本広克行監督やカメ止めの上田慎一郎監督をはじめとした日本の映画界をけん引する有名な映画監督が参画し、立ち上げた組織がシネマラボ!
・シネマラボは監督絶対主義の映画の実験場
・シネマラボの活動の一本目として、本広さんが監督となり目覚ましい活躍を見せている女優・小川紗良さんが主演となった「ビューティフルドリーマー」が、11月6日に公開されることが決まりました。
・シネマラボが発表されたから、日々映画ファンからの注目を集めていて、これからの活動に期待の声が高まってきています。
ネット等で引き続きシネマラボの動向をチェックしていきましょう!
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