大ヒット小説「真夜中乙女戦争」が映画化されます!
映画では、小説に無い展開、オリジナルのシーン、セリフもあるみたいですよ!
今回は「真夜中乙女戦争の映画あらすじネタバレ!原作小説とラストは違う?」と題して、あらすじを考察、ネタバレも含め小説との違いを予想します。
ネタバレ注意!映画「真夜中乙女戦争」のあらすじ
(C)2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
引用元:映画.com
映画「真夜中乙女戦争」は、2022年1月21日公開予定で、著書累計56万部突破のFさんの小説が原作です。
脚本・監督・編集は、「チワワちゃん」や「とんかつDJアゲ太郎」の二宮健監督です。
King&Princeの永瀬廉さんが、主人公の「私」役を演じられます。
池田エライザさんが「先輩」役、柄本佑さんが「黒服」役と豪華なキャスティングになっています。
主題歌は、ビリー・アイリッシュさんの「Happier Than Ever」です。
この曲も原作の雰囲気に合って、作品をより良く盛り上げています。
映画「真夜中乙女戦争」のあらすじ
それでは、あらすじを紹介します。
上京して1人暮らしを始めた大学生の“私”は、友達も恋人もできず鬱屈とした日々を送っていた。そんな中、「かくれんぼ同好会」で出会った冷酷で聡明な“先輩”に惹かれていく。さらに、圧倒的カリスマ性で他人の心を一瞬で掌握してしまう謎の男“黒服”との出会いにより、退屈だった私の日常は一変。始めは他愛のないイタズラを繰り返す彼らだったが、ささやかだった反逆は次第に過激さを増し、「真夜中乙女戦争」という名の東京破壊計画へと発展していく。
引用元:映画.com
作品名でもある「真夜中乙女戦争」とは、黒服とTEAM常連による東京破壊計画のことです。
乙女という言葉が入っていて、恋愛映画を思わせますが、犯罪映画としての側面も強い作品です。
公式サイトのトップすぐ下に、この作品での「乙女」という言葉の定義、使い方が書かれています。
真夜中を愛する者は乙女である。
真夜中を憎む者もまた乙女である。
乙女は女だけではない。
男だって乙女である。
引用元:映画「真夜中乙女戦争」公式サイト
さらに詩的な説明が続いていきますが、「悩みや不安、不満を持つ若者」のようなイメージだと思います。
大学の環境に馴染めない無気力な大学生である「私」の恋と東京破壊計画を描く作品です。
原作小説とラストは違う?
それでは、公開されている情報と原作小説との違いを見ていきましょう。
作者のFさんは、インスタライブで「原作と映画は3割5分ぐらい違う」と発言されたそうです。
監督の二宮さんも、原作文庫版の解説で「原作と異なる独自の展開が多い。」と書かれています。
どのような部分が異なっているのでしょうか??
公式サイトでの原作との違い
公式サイトの情報を、原作との違いに注目して、比べてみます。
まず大きな違いが「先輩」の役割だと思われます。
公式サイトのStoryには、先輩が東京破壊計画の首謀者を追っている、という説明があります。
しかし、原作での先輩は、東京破壊計画に批判的な発言をしてはいますが、首謀者を追っている様子はありません。
また、先輩の親友役「カナ」という人物も、原作には登場せず、どういった役どころか不明です。
以上のことから、「先輩」と「私」の関係性は、原作とは少し違った描かれ方をしそうです。
予告編での原作の違い
では、次に予告編から分かる原作との違いを見ていきましょう。
細かな違いはいくつもありますが、気になったものをいくつか紹介します。
まずは、予告編28秒の教授にコーヒーをかけられるシーンです。
原作冒頭でも「私」と教授の対話のシーンはありますが、コーヒーをかけられることはありませんでした。
原作での「現状と将来に不安を抱く大学生」に対する、教授からの常識的なアドバイスが詰まった対話シーンは、どちらの意見にも賛同できる部分がある名シーンだと思います。
ただ、映画化する場合、長尺になってしまいそうなので、改変されるのは仕方がないのかもしれませんね。
次に予告編1分の猫のアタッシュケースのシーンです。
原作でも猫の写真は、秘密結社の身分証のような扱いで登場していました。
なので、予告編のこのアタッシュケースは、TEAM常連の爆弾だと思われます。
しかし、原作での爆弾は、アタッシュケースではなく、大量のクリスマスツリーに偽装して準備されていました。
原作でのラストシーンは、12月25日の設定でしたが、映画は、年明け公開ということもあり、爆弾テロの決行日がクリスマスから変更されているのかもしれませんね。
先輩役の池田エライザさん歌唱シーン
また、「私」と「先輩」のクリスマスデートのワンシーンの本編映像が公開されています。
原作では、先輩がクラブで踊り狂うシーンがありましたが、歌唱シーンは無かったかと思います。
池田エライザさんは、歌唱力の評価も高い女優さんなので、映画オリジナルの素敵なシーンになっていますね。
ラストシーンは?
それでは、気になる映画の結末、ラストシーンの予想をしていきましょう。
予告編の1分15秒のビルの爆発を眺めるシーンは、ラストパートの一部だと思われます。
このシーンは、映画「ファイトクラブ」のラストのオマージュかもしれませんね。
「ファイトクラブ」は原作小説の中にも登場し、「真夜中乙女戦争」とも似ているところが多い作品です。
似たようなラストシーンが採用されることも十分に考えられるかと思います。
原作小説のラストシーンは、燃えゆく東京タワーの中での先輩との電話で終わります。
「先輩」との電話での会話の一部は、予告編にも出てきますが、小説の最後の一文にあたるセリフは、予告編では確認出来ませんでした。
映画と小説では「先輩」の役柄が少し変化しているので、もしかすると小説とは全く違うラストシーンもありえるかもしれないですね!
まとめ
今回は「真夜中乙女戦争の映画あらすじネタバレ!原作小説とラストは違う?」と題して、あらすじの紹介と、原作との相違点を確認しながら、ラストシーンの予想をしてみました。
まとめましょう。
- 「真夜中乙女戦争」は主人公「私」の恋と東京破壊作戦を描く作品。
- 原作小説との大きな違いは「先輩」の役柄の違い。
- 映画のラストシーンに、原作小説の最後の一文が出てくるのか、注目!
東京破壊計画という大掛かりな設定で、映像としての派手さも楽しめる作品になりそうですね。
個人的には、小説に出てきた猫を実写で見られるのが、とても楽しみです!
映画版オリジナルのシーンやセリフもあるということで、公開を楽しみに待ちたいと思います。