スポーツはメジャーなものからマイナーなものまで、映画の題材として多く取り上げられます。
中でも感動系のストーリーは胸を熱くさせてくれますし、思わず涙腺が崩壊してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
こんなご時世だからこそ、一時でも映画に心を癒され、感動の涙を流したいものですよね!
そこで今回は「【涙腺崩壊】絶対に泣けるスポーツ邦画オススメ10選!」と題して、泣けるスポーツ邦画を厳選して10作品紹介します。
絶対に泣けるスポーツ邦画オススメ作品10位~4位!
数あるスポーツ系邦画の中から、今回は胸に刺さる感動ストーリーの作品を紹介していきます。
口コミや感想などの評価を元に、ランキング形式で10作品紹介します。
まずはランキング10位から4位までをご覧ください!
10位:プロレスって胸アツ!ワイルド・フラワーズ(2004年)
引用元:映画.com
ガリンペイロ創始者で、名レスラー・アイアン飯島が病死し、赤字を積み重ねていた団体と所属レスラー達が後に残された。レスラー達は全く交流がなかったアイアンの息子を捜索し、近郊の病院で働く医師・細谷伸一に辿り着いた。細谷は、父親から死んだと聞かされていた母親が最近まで生きており、プロレスラーだったこと、団体が危機に瀕していること、母が面識のない自分に団体再建を託そうとしていたことなどを知らされる。細谷はやがて母の後を継いで2代目社長に収まった。時を同じくして、ガリンペイロには上司のセクハラから逃れてきた元OL・桐島みどりと、病院近所の喫茶店で働いていた元ヤンキーで、空手を駆使する強者・中島涼子が加入する。二人の成長と共に細谷もプロレスに魅せられていき、桐島・中島の人気で団体も再度軌道に乗っていくが……。
引用元:Wikipedia(一部抜粋)
弱小貧乏プロレス団体を舞台に、母親の遺志を継ぐ形で渋々社長になった、岡田義徳さん演じる主人公がプロレスに魅せられていくという内容です。
コメディ的な要素も強く展開が早いので感傷に浸っている暇がないのですが、そこが逆に涙をさそうようなところがさりげなくて素敵です。
そして、本物の女子プロレスラーが多数出演していることもあり、試合のシーンは迫力満点です。
また、後半はプロレスの本質に切り込んでいくような展開でもあるため、ガチなプロレスファンの方にも見ていただきたいですね。
9位:俺たちマジで全国狙ってます!ソフトボーイ(2010年)
(C)2010「ソフトボーイ」製作委員会
引用元:映画.com
密かにフレンチシェフになることを夢見る佐賀の男子高生オニツカは、県内にソフトボール部がないため、創部するだけで全国大会に出場できるソフトボール部を作りたいという幼なじみのノグチに振り回され、部員集めに奔走していた。しかし、女子からもてたい一心で結成されたチームも次第に一丸となり、全国大会に向けての猛特訓が始まる。
引用元:映画.com
実話をベースに、レアな高校の男子ソフトボール部を舞台にした作品です。
感動系のスポ根モノではありませんが、自分の青春時代を振りかえりたくなるようなキャラクターの等身大さは共感できました。
また、それほどありがたくもないが、妙に心に残るような金言も多くあり、所々にほろっと涙を誘ってきます。
主人公の永山絢斗さんや、賀来賢人さん、波留さんなど、実力派俳優のまだ黎明期とも言える、若き日のみずみずしい演技にも大注目です。
8位:冬季オリンピックの前に見たい!シムソンズ(2006年)
北海道常呂町(現・北見市)。ホタテとカーリングが名物の町。地元の高校に通う伊藤和子(加藤ローサ)は、ある日、高校の先輩で、オリンピックに出場した憧れのカーリング選手“マサト様”(田中圭)に「チーム作ってみる気ない?」と声をかけられ、不純な動機でカーリングチームを発足することに。集まったのは、運動オンチの史恵(星井七瀬)と農場の娘・菜摘(高橋真唯)、唯一の経験者でマサトの幼馴染の美希(藤井美菜)。4人のバラバラな少女はダサいジャージ姿のワケあり漁師・大宮平太(大泉洋)の指導のもと北海道大会へ向けて走り出す!
冬季オリンピックが行われるたびに人気が上昇し、「そだねー」が流行語大賞にまで選ばれたカーリング。
そんなカーリングで、2002年のソルトレイクシティオリンピックに出場した女子日本代表チーム、「シムソンズ」をモデルにした作品です。
自然豊かな常呂町の雰囲気や、スポ根しすぎていない女子の友情物語にほっこりさせられますし、カーリングの試合の雰囲気も味わえますね。
主演の加藤ローサさんを始め、かわいいチームメンバーに注目ですが、脇を固めるのが今をときめく大泉洋さん、田中圭さん、名バイプレイヤー松重豊さんだったりと何気に豪華なのもポイントです。
7位:ごく普通の女子高生が全米制覇!チア☆ダン(2017年)
(C)2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
引用元:映画.com
福井県立福井中央高校に入学した、明るく天真爛漫な女の子友永ひかりは中学からの同級生かつサッカー部の憧れの男子であった孝介を応援したいがために軽い気持ちでチアリーダー部へ入部する。チームメイトと支えあいながら毎日鍛錬に励み、最終的にメンバーの中心を務める重要なポジションを担うまでになる。チームを引っ張りながら優勝を目指して進んでいく。
引用元:Wikipedia(一部抜粋)
ごく普通の女子高生が、僅か3年の経験で全米チアダンス大会を制覇するという「実話」を基に、広瀬すずさん主演で映画化した作品です。
実話がベースですので結論が分かっていても感情を乗せやすく、素直に感動できます。
広瀬すずさんを始め、中条あやみさん、山崎紘菜さん、福原遥さんなど、魅力あふれる若手女優さんが息の合った振り付けを披露する姿は、実に爽快で元気付けられますよ。
6位:青春は遠い昔の思い出じゃない!アゲイン 28年目の甲子園(2015年)
(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会
引用元:映画.com
元高校球児が再び甲子園を目指す<マスターズ甲子園>の学生スタッフとして働く美枝は、坂町に大会への参加を勧める。予測がつかないことは敬遠する、いわゆるサビついたオヤジである坂町は「今さら」と断ったが、本当の理由はまた別にあった。坂町達が甲子園に行けなかった原因は美枝の父にあったのだ。28年前のある事件。それは美枝にだけは話したくなかった。あの夏に決着をつけなければ前へは進めない。坂町はマスターズ甲子園への参加を決意し、再び人生のグラウンドに走り出す。
引用元:アゲイン 28年目の甲子園公式ホームページ(一部抜粋)
直木賞作家重松清さんの同名小説を、中井貴一さん、柳葉敏郎さん、和久井映見さん、波留さんなど、演技派俳優陣で映画化した作品です。
仕事に張りがなく、一人娘とも絶縁状態で生きる喜びを失っている主人公が、青春時代に成しえなかった甲子園を目指すことで生きる喜びを取り戻していきます。
そのひたむきな姿や、中年になってからの子供や仲間との向き合い方にも、じわっと感動を覚えていく、大人が涙できるしぶい作品です。
5位:2つの奇跡は起きるのか!スマイル 聖夜の奇跡(2007年)
(C)2007 フジテレビジョン/日本映画衛星放送/東宝/電通
引用元:映画.com
プロのタップダンサーになる夢を諦めた修平は、恋人の静華がいる北海道へとやって来る。結婚を望む修平に静華の父が出した条件は、これまで1度も勝ったことのない少年アイスホッケーチーム“スマイラーズ”の監督に就任し、勝利を収めることだった……。
引用元:映画.com
俳優陣内孝則さんが企画、原作、脚本、監督を務めた、弱小アイスホッケーチームと森山未來さん演じる素人監督の成長を描いた作品です。
競技の素人が監督としてチームを強くしていくという話は珍しくないのですが、奇跡には2つの意味が込められており、ただのベタなスポ根ものではありません。
そして、レミオロメンの曲が作品にしみ込んでいて、心を熱くさせ、涙を誘います。
4位:補欠だって甲子園目指します!ひゃくはち(2008年)
(C)2008「ひゃくはち」製作委員会
引用元:映画.com
野球の名門として知られる京浜高校の補欠部員・雅人とノブは、甲子園のグラウンドを目指して毎日過酷な練習に励んでいた。しかし上級生が引退しても、彼らに与えられるのは雑用ばかり。そんな中、有望株の新入生が入部したことにより、2人は高校最後の甲子園のベンチを巡って争うことになり……。
引用元:映画.com
名門高校の野球部員にスポットを当てた内容ですが、主人公は花形のレギュラー選手ではありません。
補欠、しかも、レギュラーなどあり得ない部員がベンチ入りを目指すというリアル感が、感動を呼んだ作品です。
また、ここで描かれている高校生たちは決して「清く、正しく、美しい」わけではなく、隠れてタバコも吸えば酒も呑むという、ストレートで飾らない人物像がまた魅力的なんです。
そんな等身大の主人公が補欠を受け入れ、補欠がチームに貢献できる術を必死になって探していく姿に涙があふれました。
キャストも中村蒼さん、高良健吾さん、桐谷健太さんなど実力派が顔を揃えており、スポーツ感動系が好きな方必見の作品です。
絶対に泣けるスポーツ邦画オススメ作品ベスト3!
ここからはいよいよベスト3を紹介します。
いずれも泣ける胸アツ映画ですよ!
3位:大人気ロードレース漫画が待望の実写化!弱虫ペダル(2020年)
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008
引用元:映画.com
運動が苦手で友達がいない高校生・小野田坂道(永瀬廉)。
坂道の自転車の走りを見た同級生の今泉俊輔(伊藤健太郎)からレースの勝負を申し込まれる。自転車で走る楽しさを初めて感じた坂道は、秋葉原で出会った同級生・鳴子章吉(坂東龍汰)に誘われて自転車競技部に入部する。尊敬できる先輩たちとの出会いによって、自転車選手としての思わぬ才能を発揮する坂道。そして迎えた県大会。レギュラーメンバーに選ばれた坂道は、初めて出来た「仲間」とともに、インターハイ出場を懸けたレースに挑む。引用元:弱虫ペダルオフィシャルサイト(一部抜粋)
コミックス累計発行部数2500万部を突破した同名漫画、「弱虫ペダル」の実写版です。
主人公小野田坂道を演じたKing&Princeの永瀬廉さんが、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞され、さらに注目が集まっていますね。
高校の自転車競技部が舞台でロードレースを題材にしていますが、自転車に興味がなくてもそのストリーに惹きこまれ、十分に楽しめます。
映画から入った方が漫画を読みたくなったという感想も多いので、原作を読んでいない方にもおすすめです。
2位:目指せ箱根駅伝!風が強く吹いている(2009年)
(C)2009「風が強く吹いている」製作委員会
引用元:映画.com
箱根駅伝へ出場することを夢見る寛政大学4年生のハイジ(小出恵介)は、事件を起こして陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生カケル(林遣都)と出会う。致命的な怪我からランナーになることを諦めかけていたハイジだったが、自らが寮長を務める寮にカケルを強引に入居させ、密かに駅伝出場への計画を立て始める。
引用元:映画.com
漫画化、テレビアニメ化、舞台化など、様々なメディアで取り上げられている、直木賞作家三浦しをんさんの同名小説「風が強く吹いている」を実写化した作品です。
箱根駅伝が舞台ですが、高校野球の甲子園大会以外で実在する大会を取り上げるている映画は珍しいです。
そのレアさと、実際の箱根駅伝が毎年感動を生み出すこともあって、感情移入させやすいところもおすすめポイントです。
弱小の部活が全国大会を目指すというベタなストーリーですが、そのベタさを楽しみ、胸を熱くし、涙したい方に見ていただきたい作品です。
1位:2人のボクサーのせつなくも苛烈な青春物語!あゝ、荒野(2017年)
ふとしたきっかけで出会った新次とバリカン。
見た目も性格も対照的、だがともに孤独な二人は、ジムのトレーナー・片目とプロボクサーを目指す。
おたがいを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、自分を変えようと成長していく彼らは、やがて逃れることのできないある宿命に直面する。引用元:スターサンズ(一部抜粋)
俳優のみならずミュージシャンやラジオパーソナリティなど、マルチな才能を見せつける菅田将暉さん。
「息もできない」で各映画賞を総なめにしたヤン・イクチュンさんが、ダブル主演を演じています。
映画では5時間以上の超大作を前編、後編に分けて上映され、その後映像配信サービスのU-NEXTで、未公開映像を追加し全6話のドラマに再編集された「あゝ荒野 完全版」が配信されています。
ボクシングが題材ですが、2人の孤独や周りの人間との繋がりが深く描かれたヒューマンドラマであり、その深さが徐々に心に染みてきます。
兄弟同然のように過ごし絆を深め合ってきた2人が抗えない運命に翻弄され、そこに繋がっていく様々な想いをぶつけあうように闘うラストシーンは、涙腺崩壊まちがい無しです!
まとめ
今回は「【涙腺崩壊】絶対に泣けるスポーツ邦画オススメ10選!」と題して、お伝えしました。
お話しをまとめます。
- 2人が運命に翻弄される姿に涙腺崩壊「あゝ荒野」
- スポ根のベタな熱さに涙腺崩壊「風が強く吹いている」
- 主人公のひたむきな姿に涙腺崩壊「弱虫ペダル」
- 等身大の高校球児に涙腺崩壊「ひゃくはち」
- 2つの奇跡に涙腺崩壊「スマイル 聖夜の奇跡」
- あの日の自分に戻って涙腺崩壊「アゲイン 28年目の甲子園」
- 結末が分かっていても涙腺崩壊「チア☆ダン」
- 冬季オリンピック前に涙腺崩壊「シムソンズ」
- 大笑いしながら涙腺崩壊「ソフトボーイ」
- プロレスの熱さに涙腺崩壊「ワイルド・フラワーズ」
生のスポーツと同じく、スポーツを題材とした映画は胸アツで心を震わせてくれる作品が揃っていますね。
個人的には王道のスポ根モノが好きなのと、今をときめく俳優さんの一時代前の演技を見れるということで、ランキング8位のシムソンズをイチオシします!
皆さんも感動して涙を流したいときは、ぜひスポーツを題材とした映画に注目してみてください。