ミュジコフィリア(映画)ロケ地撮影場所!大学へのアクセス詳細も

邦画
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映画ミュジコフィリアの公開に当たり、ロケ地撮影場所が気になっている方もいらっしゃると思います。

川の中州でピアノを弾いているシーンや、仏閣のような場所でオーケストラを指揮している場面は、一体どこで撮影されたのでしょうか?

そこで今回は「ミュジコフィリア(映画)ロケ地撮影場所!大学へのアクセス詳細も」と題し、印象に残るシーンのロケ地撮影場所に迫ります。

ミュジコフィリアのロケ地撮影場所は京都!

映画ミュジコフィリアは、京都の芸術大学に入学した主人公・漆原朔井之脇海さん)が、幼いころから避けてきた音楽に、様々な人との出会いによって目覚めていくというストーリーです。

朔の腹違いの兄で天才作曲家の貴志野大成山﨑育三郎さん、朔と同じ天性の音感と歌声を持つピアノ科の学生・浪花凪松本穂香さんが演じています。

そして、原作漫画が京都の芸術大学を舞台にしていることもあり、映画も全編京都で撮影が行われました。

それでは早速、印象深いシーンが撮影されたロケ地を紹介していきますね。

賀茂川(鴨川)周辺

まずはミュジコフィリアの予告動画を見てみましょう。

予告動画の最後、川の中州で朔がピアノを弾き、凪が歌っているシーンは映画のポスターにもなった、非常に印象に残る場面です。

ほかにも、朔が走る場面や凪がギターで弾き語りをしている場面など、多くのシーンに川が写り込んでいます。

この川は京都の顔とも言われ、代表する河川である賀茂川鴨川)です。

どちらもかもがわと読みます。

「鴨川」という名は多くの方がご存知かと思いますが、「賀茂川」はあまり聞き慣れないかもしれません。

実は慣例として高野川との合流点を境に、北側を賀茂川、南側を鴨川と呼んでいるのだそうです。

下記地図でいうと、出町柳駅付近で2本の川が合流していますが、分岐点左側が賀茂川、右側が高野川です。

そして、合流して1本となり京都駅方面(地図では下方向)に向かうのが、鴨川ということになります。

ミュジコフィリアの公式SNSには撮影場所が”賀茂川”と表記されていますので、分岐点よりも北側で撮影されたことになります。

賀茂川沿いは鴨川公園など自然豊かな場所が多くありますので、紅葉や桜を眺めながら撮影場所に思いをはせるのもよいですね。

泉涌寺(せんにゅうじ)

予告動画には、山﨑育三郎さん演じる大成が仏殿をバックにオーケストラの指揮をしているシーンがあります。

この撮影場所となったのが泉涌寺です。

泉涌寺は皇族の菩提寺として御寺(みてら)とも呼ばれており、歴代天皇・皇族の陵墓がある場所です。

また、月見夜会や御寺泉涌寺ランタンのほか、狂言や文楽などの公演も行われており、イベント会場としては知られた場所です。

しかし、映画の撮影が行われたのは史上初とのことで、今回のロケは歴史的瞬間だったんですね!

泉涌寺は荘厳さを感じさせる仏殿に、非常に美しい日本庭園など、これぞ京都という場所でもありますので、ぜひ一度訪れてみたいですね。

大文字山

五山送り火の際に山に「」の火文字が描かれることでで有名な大文字山でも、ミュジコフィリアの撮影が行われました。

さえぎる物のない絶景をバックに、朔と大成が厳しい表情で対峙するシーンが公開されています。

大文字山は如意ヶ嶽の支峰の1つで、京都市左京区滋賀県大津市の境にもなっています。

山頂からは京都市内を一望でき、送り火が行われる五山の内、他の四山を全て眺めることもできます。

また、京都、滋賀両側から登山可能な、ハイキングコースとしても人気があります。

京都側は銀閣寺慈照寺)の北側から入って、送り火の火床までが約30分、山頂までが約50分です。

さほど時間の掛からないコースですので、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。

広沢池

広沢池では朔の幼なじみで、今は大成の恋人である小夜川添野愛さん)がバイオリンを弾くシーンが撮影されました。

朔は小夜に子供のころから恋心を抱いており、兄の恋人と分かった今もなお想い続けています。

小夜のバイオリンの音が美しくちょっと寂しげな広沢池の夕景に響く、まるで朔の心を映し出しているかのような素敵なシーンです。

そして、広沢池は古くから多くの歌に詠まれているほど、月見の名所としても有名ですので、夕方から夜にかけて訪れるのがおすすめです。

民族楽器コイズミ

このようにSNSで噂になっていましたが、場面写真が公開され、コイズミさんが撮影場所であったことが判明しました。

凪がエプロン姿ということは、アルバイトしているんでしょうかね?

ぜひ映画で確認したいですね。

あの大学へのアクセス詳細

映画ミュジコフィリア京都文化芸術大(原作では京都芸術大学)という、架空の大学が舞台です。

その大学の現代音楽研究会に朔や大成を始め多くの登場人物が入会しているため、キャンパスでのシーンが多くなっています。

そして、そのモデルになったのが、京都市立芸術大学京都芸大)です。

京都芸大はキャンパス内シーンのロケ地撮影場所になっただけでなく、様々な面で映画撮影に協力しています。

音楽映画ですから楽曲が重要なのは言うまでもありませんが、何とそれらが在学生と卒業生が書き下ろしたオリジナル楽曲というのは驚きですよね。

このように京都芸大は、まさにミュジコフィリアの”聖地”と言っても過言ではない場所ですので、ぜひ訪れてみたいですね。

なお、言うまでもありませんが、京都芸大は現役大学生の学び舎ですので、訪れる際はくれぐれも学生さんに迷惑をかけないよう行動してください。

京都市立芸術大学へのアクセス詳細

それでは京都市立芸術大学へのアクセス方法をご紹介します。

JR京都駅から

  • C2のりばで京阪京都交通バス 2・14・28 系統に乗車,芸大前(約45分)で下車。バス停から徒歩ですぐ。
  • C5のりばで市バス 73 系統に乗車,国道沓掛口または新林池公園(ともに約45分)で下車。国道沓掛口バス停から徒歩で約10分,新林池公園バス停から徒歩で約20分。

四条烏丸から

  • 四条通・松尾橋・久世方面行き乗り場から市バス 29 系統に乗車,新林池公園(約50分)で下車。バス停から徒歩で約20分。

 

阪急桂駅から

  • 桂駅東口:京阪京都交通バス1・2・13・14・25・28 系統に乗車,芸大前(約20分)で下車。バス停から徒歩ですぐ。
  • 桂駅西口:市バス 西1または西8に乗車,新林池公園(約20分) で下車。バス停から徒歩で約20分。市バス 西5に乗車,国道沓掛口または新林池公園(ともに約20分)で下車。国道沓掛口バス停から徒歩で約10分,新林池公園バス停から徒歩で約20分。

 

JR桂川駅・阪急洛西口駅から

  • 京阪京都交通バス11A系統 (京都成章高校前行き) に乗車,芸大前(約15分)で下車。バス停から徒歩ですぐ。
  • ヤサカバス1号系統(桂坂中央行き) に乗車,国道沓掛口または新林池公園(約15分)で下車。国道沓掛口バス停から徒歩で約10分,新林池公園バス停から徒歩で約20分。

JR向日町駅から

  • ヤサカバス1号系統 (桂坂中央行き) に乗車,国道沓掛口または新林池公園(約20分)で下車。国道沓掛口バス停から徒歩で約10分,新林池公園バス停から徒歩で約20分。

引用元:京都市立芸術大学ホームページ

まとめ

今回は「ミュジコフィリア(映画)ロケ地撮影場所!大学へのアクセス詳細も」と題して、お伝えしました。

話をまとめます。

・映画ミュジコフィリアは全編京都ロケ
・ポスター画像に使われた川の中州での演奏シーンのロケ地撮影場所は賀茂川
・仏殿の前でオーケストラが演奏するシーンは泉涌寺で撮影された!
・その他のロケ地撮影場所に大文字山広沢池民族楽器コイズミなど
・キャンパス内シーンが撮影された京都市立芸術大学はミュジコフィリアの聖地!

映画ミュジコフィリアでは京都の歴史と豊かな自然が良いスパイスとなって、ストーリーを一層引き立たせています。

日本を代表する観光地ではありますが、ミュジコフィリアのロケ地撮影場所は皆さんがまだ知らない”京都”かもしれませんので、ぜひ巡ってみてください。

 

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