映画を撮るということをテーマに、過去と現代が映画で繋がるハートウォーミングな人間ドラマ、映画「キネマの神様」。
松竹映画の100周年を記念し、人気作家原田マハさんの原作を、巨匠山田洋次監督が豪華キャストで映画化した、話題性満載の映画です。
キネマの神様は主人公の過去と現代を描いている作品のため、ダブルキャストになっているキャラクターもあり、誰と誰が同じ人間を演じているのか気になりますよね?
また、この映画はクランクイン直前に主役が志村けんさんから沢田研二さんに交代しましたので、その経緯も注目されています。
そこで今回は「【キネマの神様】キャストまとめ!志村けんから沢田研二への経緯詳細!」と題して、お伝えします。
キネマの神様キャストまとめ
それでは早速、映画キネマの神様のキャスト・出演者を紹介します。
キネマの神様は現在パートと過去パートに分かれており、主要な登場人物はダブルキャストになっています。
まずはそのダブルキャストになっているペアをご紹介します。
主人公・ゴウ役【沢田研二・菅田将暉】
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
ゴウ/#沢田研二
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無類のギャンブル好きで、
家族にも見放されたダメ親父💸ただ一つだけ、愛してやまないものが“映画”
“映画”を語る時のゴウは活き活きとし、
そのまなざしは愛に満ち溢れる。#キネマの神様 pic.twitter.com/J8DKcjr3uK— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 1, 2021
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
若き日のゴウ/#菅田将暉
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撮影所で助監督として働く🎬時代を代表する名監督や
スター俳優に囲まれながら、
仲間と共に夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。#キネマの神様 @sudaofficial pic.twitter.com/KC2ZuGMxZg— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 3, 2021
若き日の主人公ゴウは、時代を代表する映画監督や名優に囲まれ夢を追いかけていた好青年。
対して現在のゴウは、ギャンブル依存で家族にも見放されたダメおやじ!
そんな1つの人生の中でも対照的な姿を、沢田研二さんと菅田将暉さんが演じます。
役柄でもギャップが大きいのですが、お二人がこの映画に臨んだ経緯も対照的です。
今や映画やドラマで立て続けに主演を演じる菅田さんに対し、歌手としてはもちろん今も活躍されている沢田さんも、映画は実に14年ぶりの出演となります。
そんなお二人が同じ人間を演じるというのは映画らしいシュールな演出ですが、どこか現実も痛感させられるような気がしますね。
ゴウの妻・淑子役【宮本信子・永野芽郁】
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
淑子/#宮本信子
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ゴウ(#沢田研二)の妻。ゴウに手を焼きながらも、
辛抱強く夫を支えている。名画座テアトル銀幕で
アルバイトをしている📽️#キネマの神様 pic.twitter.com/blPq8KSR4t— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 6, 2021
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
若き日の淑子/#永野芽郁
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ゴウ(#菅田将暉)たちが働く
撮影所近くにある食堂・ふな喜の看板娘🥢周囲の反対を押し切り、
田舎に帰るゴウを追いかけていく。#キネマの神様 pic.twitter.com/xndCD8HHJS— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 8, 2021
若き日の淑子は2人の男性に好かれることで、それぞれの運命の歯車が狂ってしまうという、物語のカギを握る女性。
一方現代の淑子はゴウの妻、ダメおやじのゴウを見放しつつ陰で辛抱強く支えています。
若き日の淑子を永野芽郁さん、現在の淑子を宮本信子さんが演じます。
淑子という女性は今も昔もゴウを愛しています!
そのぶれない心情を、お二人がどう表現しているのか注目ですね。
ゴウの盟友・テラシン役【小林稔侍・野田洋次郎】
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
テラシン/#小林稔侍
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名画座・テアトル銀幕の館主。ゴウの盟友で、
家族に見放され映画館に入り浸るゴウを、
いつも温かく出迎える📽️#キネマの神様 pic.twitter.com/vQ9Lvsqwm5— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 16, 2021
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
若き日のテラシン/#野田洋次郎
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ゴウと共に、撮影所で映写技師として働く。「名画座を持つ」という夢を見る、
真面目で仕事熱心な映画青年📽️
女性に対しては不器用な一面も。#キネマの神様 pic.twitter.com/vWOq8eWl1F— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 12, 2021
若き日のテラシンは、ゴウと同じ撮影所で働き、同じ女性を好きになるまじめな青年。
現代のテラシンは若き日の夢であった名画座の館主、昔のようにゴウを温かく迎え入れてくれる盟友です。
現代のテラシンを演じる小林稔侍さんは、人を温かく包み込むような優しい紳士という役のイメージにピタリとはまるのではないでしょうか。
一方若き日のテラシンを演じるのは、映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」でもおなじみのロックバンド「RADWIMPS」のボーカル野田洋次郎さんです。
野田さんは個人で俳優活動を行っており、映画「トイレのピエタ」では主演を果たし、2020年にはNHK朝ドラ「エール」にも出演しています。
出演した際には素朴な演技が評価されていますので、テラシンのまじめでちょっと女性に奥手というキャラはマッチしているように感じます。
北川景子、寺島しのぶ、リリーフランキー!脇を固める超豪華キャスト!
キネマの神様は「松竹映画100周年記念作品」という大作ですから、メインキャスト以外も凄いメンバーになっています。
「銀幕の名女優」桂園子役・北川景子
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
桂園子/#北川景子
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゴウと共に映画の黄金時代を生きた、
誰もが憧れる銀幕女優💐✨ゴウや淑子を実の弟妹のように気にかけ、
撮影所の誰からも慕われる☺️#キネマの神様 pic.twitter.com/JIE7Aro8eB— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 22, 2021
桂園子は”高嶺の花”感をたっぷりと醸しだす銀幕のスターですが、決してお高く留まらない人情深い女優さんです。
桂園子はまさに北川景子さんそのものじゃないでしょうか!
「ゴウの娘」歩役・寺島しのぶ
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
歩/#寺島しのぶ
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ゴウの娘。ギャンブル好きの父親・ゴウ(#沢田研二)を
更生させようと奮闘💪母親の淑子(#宮本信子)や
息子の勇太(#前田旺志郎)を
気丈に支えながら、
沈みかけた一家を引っ張りあげていく存在。#キネマの神様 pic.twitter.com/qiSphjIGPS— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 19, 2021
ゴウの娘である歩はギャンブル狂いの父を更生させるために奔走する、家族の大黒柱的な存在です。
エネルギッシュで強い女性というキャラクターですが、最近の作品で寺島しのぶさんにそのイメージがあまりなかったので、どう演じられているのか楽しみですね。
「若き日のゴウの師匠」出水宏監督役・リリーフランキー
🎞️#キネマの人物紹介🎞️
出水宏/#リリー・フランキー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄🎥映画監督
1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した、
若き日のゴウ(#菅田将暉)の師匠。ゴウに監督としての在り方を背中で教える✍#キネマの神様 pic.twitter.com/s6uyNB7bDA
— 映画『キネマの神様』公式 (@kinema_kamisama) May 25, 2021
出水宏は1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した映画監督で、口数は少ないものの撮影には強いこだわりがあり、独特の存在感を放つキャラクターです。
ひとくせもふたくせもあるキャラを演じさせたら天下一品のリリー・フランキーさんですから、きっと今回も良い意味で観る者をイライラ、やきもきさせてくれるでしょう(笑)
主役交代!志村けんから沢田研二へ
キネマの神様の主人公ゴウですが、現代パートが当初の志村けんさんから沢田研二さんに演者交代となりました。
ここからはその経緯と、沢田さんが代役を引き受けた理由をお伝えします。
主役交代の経緯
キネマの神様は現代パート、過去パートに分けて撮影が行われ、当初現代パートのゴウは志村けんさんが演じられる予定でした。
「鉄道員(ぽっぽや)」以来約20年ぶり2回目の映画出演、しかも初の主演ということで大きな話題になりましたね。
しかし、志村さんは現代パートのクランクイン直前に新型コロナウイルスに感染し、残念ながら出演を辞退されます。
志村さんはそのまま帰らぬ人となりました。
国民的コメディアン、ヒーローと形容さることもあった志村さんの死は、多くの人に驚きと失意を与えましたね。
そして、志村さんがお亡くなりになってから約1か月半経って代役が沢田研二さんと発表され、現代パートがクランクインに至ったということです。
盟友志村けんの遺志を継いだ沢田研二
志村けんさんが新型コロナウイルスに伴う肺炎のために亡くなられたことを受け、主人公ゴウの現代パートを沢田研二さんが演じられることになりました。
お二人はお互いがまだ20代だった頃から、8時だョ!全員集合やドリフ大爆笑などザ・ドリフターズの冠番組で共演していました。
特に志村さんと沢田さんは息の合った掛け合いを見せ、コメディアンと歌手という枠を超えた名コンビでした。
#沢田研二
#ジュリー
#志村けん
おはようございます(^^♪
今日も宜しくお願いします🙇♀️🍹🍨
🌼8時だョ!全員集合🌼
1979年3月
🍀コント ガンマン🍀①☺️✨✨ pic.twitter.com/U3librAZH3— asachan (@b8jA9u8hH19cbJC) July 4, 2021
また、志村さんはドリフターズに加入する前から、沢田さんの舞台の前座を何度も務めていました。
そして、沢田さんも志村さんとの共演を熱望し二人の舞台やラジオ番組を実現させており、とにかくお二人は”盟友”と呼べる仲だったわけです。
沢田さんはキネマの神様の代役を引き受けた際に「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」とおっしゃいました。
我々もこの映画に掛けた志村さんの想いを引き継いだ、沢田さんの渾身の演技を劇場で見届けましょう。
まとめ
今回は「【キネマの神様】キャストまとめ!志村けんから沢田研二への経緯詳細!」と題してお伝えしました。
まとめましょう!
- 過去と現代で対照的な人生を送る主人公ゴウを、菅田将暉さんと沢田研二さんがどう演じられているのか注目!
- キネマの神様はダブルキャスト!主人公以外にも【永野芽郁さん・宮本信子さん】【野田洋次郎さん・小林稔侍さん】がペアを務める
- 脇を固める北川景子さん、寺島しのぶさん、リリー・フランキーさんなど、豪華キャストにも注目
- キネマの神様は志村けんさんの遺志を沢田研二さんが引き継いだ、盟友であるお二人の集大成でもある!
個人的には沢田さんの演技に志村けんさんを重ね合わせてみたいのですが、もちろんストーリーも堪能しようと思います。
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